学術活動

編著書「歯周治療における咬合力のコントロール」

本書では、第Ⅰ章で咬合性外傷の研究の歴史から、現時点での咬合と歯周病に関わる信頼性の高い研究を整理、解説していただきました。そして第Ⅱ章では、矯正、インプラント、義歯を用いた、包括的な実症例を参照しながら、咬合力をコントロールするテクニックを解説しました。歯周病の進行を認め、その病変が咬合力によって明らかに悪化しているときにどのようにアプローチすればよいのか悩むことが多いと思われます。そのようなとき、本書がそのアプローチの手助けになるようにまとめました。

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著書「10年以上天然歯を守ったパーシャルデンチャーはここが違う2」

著書「10年以上天然歯を守ったパーシャルデンチャーはここが違う2」

パーシャルデンチャーとは取り外しができる部分入れ歯のことです。部分入れ歯をすると、入れ歯を支えるために健康な歯にバネをかけるのですが、バネをかけられた歯にはパーシャルデンチャーを固定するために大きな負荷がかかります。そうすると虫歯や歯周病に侵されやすくなるだけではなく、てこの原理で歯を引き抜く力がかかるので、バネをかけた歯がどんどん弱ってしまい、やがて抜けてしまうというリスクがあります。

「せっかく歯を補ったのに、それが原因で他の歯までどんどん抜けていってしまう。」

このような患者様のお悩みを解決するためのパーシャルデンチャー設計のノウハウをまとめました。

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講演「どんな歯科医を目指しますか?~勤務医としての心構え、何が大切か?~」

小学生の頃の卒業文集で「将来の夢は、歯医者になりたい」と書きました。そして私は本当に歯科医師になり、夢を叶えてからも新しく目標ができ、現在もその目標に向かってチャレンジを続けています。ゴールしては次のゴールに向けて走る、永遠に終わらないマラソンのようです。講演や執筆活動にも取り組み、刺激と充実感で幸せな生活を送らせて頂いています。今まで走り続けてきた中で出会った方々によって、私の目標、歯科医師として何が大切なのかが形作られてきました。歯科医師になりたての卒後数年間はとても大切な期間です。たくさんの可能性を秘めた新人の歯科医師の皆さんへ向けて、私の経験をもとにどんなことを考え、学び、どんな勉強法を習得しておいたら良いかをお話させて頂きました。

Doctorbook 吉田拓志先生のご紹介