よくあるご質問

矯正治療

  • 上の前歯の並びだけが気になるのですが、部分的な矯正はできますか?

    はい。当院では部分矯正も行っています。
    とはいえ、部分矯正と言っても、問題がある歯のみに装置を付けて歯を動かすことはできません。全体の噛み合わせを考えて、装置をつける箇所を判断する必要があるからです。どの程度装置を付ける必要があるのかや、治療期間には個人差があることをご了承ください。

  • 矯正歯科の治療期間と通院間隔はどれくらいですか?

    治療の難易度や、個人差のある歯の動き方にもよりますが、通常の治療方法で平均1半年~2年くらいが一般的な治療期間です。通院ペースは1ヵ月に1回が平均的です。

  • 矯正装置が壊れたらどうすればいいのでしょうか?

    装置が壊れた、もしくは外れた場合には、なるべく早くご連絡ください。次回のお約束日にでも大丈夫な場合と、至急処理する必要がある場合があります。
    矯正装置は入れ歯などと異なり、治療期間内にだけ効果を発揮する器具です。耐久性を求めることが目的の装置ではないので、治療中に壊れてしまうことがあることをご理解ください。

  • 矯正装置を着けたら、食べ物の制限はありますか?

    キャラメル、ガム、グミなどは、ワイヤーに引っ掛かり、壊れてしまうことがありますので控えたほうが無難です。

  • 矯正歯科治療中に妊娠しても大丈夫ですか?

    大丈夫です。つわりが激しい時期など長時間の診療や通院が難しいこともありますが、治療自体が問題になることはありません。
    しかし、レントゲン写真をとることはできるだけ避けたほうが安心です。当院では従来のレントゲンに比べてX線量が10分の1程度で済む最新のデジタルレントゲンを導入していますが、妊娠の可能性がある場合は必ずご申告ください。

インプラント治療

  • 噛み合わせが悪くても大丈夫ですか?

    噛み合わせなどを含めて総合的に診断し、治療計画を立てますので問題はほとんどありません。

  • 糖尿病なのですが、インプラント治療はできますか?

    糖尿病の方は一般的に、インプラント治療はできないとされています。しかし、医師の管理のもとで、コントロールされている軽度の糖尿病の方は治療を受ける事ができます。
    患者さんによって症状が違いますので、ご相談の上、最適な治療法を提案いたします。

  • インプラントができない人はいますか?

    18歳未満である方や、心臓病、重度の糖尿病、重度の骨粗しょう症など健康状態が著しく悪い方には適しておりません。心配な方はご相談ください。

  • 即日インプラント(その日のうちに歯が入るインプラント)はできますか?

    患者さんの状態によります。具体的には骨の硬さや、骨の厚みなどによって違いますが、良好な状態であれば、その日のうちにインプラントを埋入し、仮歯を入れることができます。一度、ご相談ください。

  • 喫煙者なのですが、インプラント治療はできますか?

    喫煙者は絶対にインプラント治療が受けられないというわけではありません。とはいえ、喫煙はインプラントだけでなく、歯周病に対しても症状を悪化させる原因のひとつです。
    タバコのニコチンによる血流阻害や血管収縮はインプラント治療に悪影響を及ぼすため、タバコを吸われる喫煙者は非喫煙者に比べ、インプラントの成功率が低いということが学会でも発表されています。

  • 食べ物で気をつけたほうが良いものはありますか?

    堅い物を噛むと歯が割れる時があるように、あまり堅い物はやめた方がいいと考えています。普通に食べられる物であれば問題ないと思います。

  • 手術後の歯磨きはしてもいいですか?

    縫い合わせている糸が切れたり、傷口が開く可能性があるので、手術した部位の歯ブラシは避けてください。ただし、汚れると感染の原因になるので、他の部位を丁寧に磨くことをオススメしています。

  • 手術後に注意することはありますか?

    手術当日は、激しい運動、入浴(長湯しなければシャワー等は問題ありません)、飲酒も避けてください。また、感染を防ぐため、出された薬をきちんと飲んでください。うがい薬は手術翌日から使い、患部を清潔に保ってください。

  • 天然歯とインプラントの噛みごこちが少し違うのですが……

    天然歯には、歯とあごの骨の間に歯根膜というクッションがありますが、インプラントにはこのクッションがないため、噛んだときの力が骨に直接伝わり、違和感を覚えることがあります。周りの歯とのバランスを考えながら噛み合わせの調整をします。

  • インプラントをして数年後にインプラント体が動揺・脱落してしまいました

    多くの場合、インプラントの過重負担とインプラント周囲の感染症が原因です。
    揺れているインプラント体を、ムリにお口の中に残しておくと、周囲の骨がさらに無くなってしまうので、早期に取り除くべきです。インプラント体を取り除いて骨と粘膜が治るのを待ち、再び新しいインプラントを植立するのか、別の治療法を選択するのかを検討します。
    感染に関しては、インプラントも歯と同じように歯周病にかかる事があります。
    病気や免疫・体調の変化で、さらに加速する事もあるので、日ごろのプラークコントロールが重要です。また、ちょっとした噛み合わせの変化が、インプラントをだめにしてしまう事もありますので、定期検診は必ず受けるようにしてください。

セラミック治療

  • セラミックは変色しませんか?

    セラミックとは陶材のことで、食器などに使用されている素材です。当然、陶器と同じように水分の吸収が無いため、変色せず、歯を白く保つことが可能です。また、セラミックの最大の特長は、他の素材に比べて天然の歯に最も近い色調と透過性を再現できることです。
    もし、治療後の歯を自然な色合いに仕上げたいとお考えなら、セラミック治療をオススメいたします。

  • 奥歯をセラミックにしても割れませんか?

    セラミックは天然の歯と同等か、それ以上の強度があるので問題ありません。被せ物や詰め物として使用可能です。ここ最近では、お口を開けた時に見える金属をきらい、審美的観点から奥歯にも綺麗な白い歯を求められる方が増えてきています。

  • 被せ物は、歯ぐきが黒く変色するとお聞きしたのですが……

    オールセラミッククラウンなら、黒くなることはありません。さらに、土台を金属製ではなくファイバーコアにすることで、歯ぐきとの境目も黒くなりません。
    なお、どちらも金属を使用しないため、金属アレルギー体質の方でも安心して使用できます。

歯周病治療

  • 歯槽膿漏と歯周病は違うものですか?

    同じものです。
    これまで、歯の周辺の歯肉が腫れ、膿が出るという症状から「歯槽膿漏」という名称が主に使用されていました。しかし最近は、歯肉だけでなく、歯を支える歯槽骨を始め、歯の周辺の広範囲に様々な症状が表れるため「歯周病」という名称が多く用いられるようになりました。

  • 歯周病は何歳ぐらいから起こるものですか?

    歯周病は成人してから起こるものと思われていますが、実は歯周炎の前段階ともいえる歯肉炎は幼少期から起こりうるものなのです。
    また、歯周炎は痛みなどの自覚症状がほとんど無いために、発見が手遅れになることもしばしばあります。歯周病を予防するために、毎日の歯磨きと歯科医院での定期検診が大切です。

  • 歯周病はどのように予防するのでしょうか?

    歯周病を予防するためには、何よりもまずプラークコントロールが不可欠です。歯の周辺に付着したプラーク(歯垢)を除去し、細菌を減らすことで歯周病の進行を食い止めることができます。
    歯の上側の歯垢は、ご自身の毎日のブラッシングによって取り除くことができますが、歯肉の内側深く入り込んだ歯垢は、ご自身で除去できないため歯科医院にて清掃を行う必要があります。ご自身と歯科医院の相互の取り組みによって、歯周病を予防していきます。

  • 歯周病はどのように治すのでしょうか?

    歯周病が進行し溶けてしまった骨は戻すことができません。とにかく症状を悪化させないようにすることが大事です。
    歯周病の原因は何よりも歯垢です。歯周病になってしまった際には、根源である歯垢=細菌をいかに減らしていくかが重要なポイント。細菌を減らすためには、まずご自身の毎日のブラッシングによって今以上に細菌を増加させないことが大切です。